2026.08.16

先日の阪神百貨店で、お客様からいただいた温かい言葉をきっかけに、数年前のアンケートを読み返してみました。
先日の阪神百貨店での催事では、本当にたくさんのお客様とお話しすることができました。
「あいかわらず美味しいわね。」
「毎日、本当に毎日、やんちゃ煮食べてます!」
「イベントやってるって聞いて、鮭買いにきました!!」
そんな温かい言葉を直接かけていただき、改めてお客様とのご縁のありがたさを感じました。
催事が終わってから、ふと思い出したものがあります。
数年前、お客様にお願いしたアンケートです。
創業から二十数年が経ち、テレビや新聞、雑誌て取り上げられて、少しずつ知られるようになり、百貨店や通販を通じて、一度もお会いしたことのないお客様とのご縁も増えていました。
それは本当にありがたいことでした。
でも、その一方で、ずっと心にあった思いがあります。
「お客様は、清左衛門をどんなふうに感じてくださっているんだろう。」
創業した頃のように、お一人おひとりとゆっくりお話しする機会は少なくなっていました。
だから、思い切ってお願いをしてみました。

「たってのお願いです。どうか、お客様の声を聞かせてください。」
アンケートには、ほんのささやかな返礼品をご用意していました。
ところが、ご近所のお客様からいただいた無記名の回答に、こんな言葉がありました。
「大好きなお店なので良くなっていただきたいとの思いです。参考にはならないと思いますがお伝えしたくて返信しました。返礼品はいりません。」
これには、本当に感動しました。
ただただ、清左衛門にもっと良くなってほしいと思って書いてくださったんですね。
こんなお手紙のような回答が、本当にたくさん届きました。
正直に言うと、自由記入欄なんて、ほとんど書いてくださらないだろうと思っていました。
ところが実際には、欄いっぱいに、時には欄外にはみ出すほど、丁寧に思いを書いてくださる方が本当にたくさんいらっしゃいました。
嬉しいお言葉。
励ましのお言葉。
そして、お叱りや改善してほしいという率直なご意見まで。
どの一枚も、アンケートというより、お客様からのお手紙のようでした。
スタッフみんなで読み返し、喜び、反省し、「もっと良いお店になろう」と何度も話し合ったことを、今でもよく覚えています。
今回、阪神百貨店で改めてお客様と直接お話しする機会をいただき、久しぶりにそのアンケートを読み返しました。
商品のラインアップは、この数年で少しずつ変わりました。
新しく生まれた商品もあれば、やむを得ず作れなくなった商品もあります。
でも、お客様の言葉を読み返していて気づいたことがあります。
清左衛門が大切にしてきたものは、何ひとつ変わっていないということ。
そのことが、とても嬉しく、そして身の引き締まる思いでした。
これから何回かに分けて、このアンケートから教えていただいたことをご紹介していきたいと思います。
初めて清左衛門を知ってくださる方にも、長く応援してくださっている方にも、私たちが大切にしてきたことが伝われば嬉しく思います。
※これからご紹介するお客様の声は、掲載のご了承をいただいたものです。実名掲載OKのお客様も今回はイニシャルで、ニックネーム掲載OKの方はそのままご紹介させていただきます。
30周年を前に、昔お客様からいただいた149通のアンケートを、あらためて読み返してみました。
清左衛門がお客様に教えていただいたことを、全7話でご紹介します。
第1話 お客様の声を読み返してみました|149通のアンケートから
第2話 お客様は、清左衛門のどこが好き?|149通のアンケートから
第3話 大切な方への贈り物|贈る人の気持ちをしっかり届けたい
第4話 お客様に育てていただいた店|変えること、変えないこと
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