何とも可愛いパターンのこのお豆、「とら豆」です。
とら豆は、数ある豆の中で、最も味が良いと称されている豆です。
美味しい煮豆を作るなら絶対はずせないアイテム。でも、実はとっても難しくて厄介なお豆。
とにかく、割れ易くて、一瞬目を離して、ぐらっと噴かしてしまったら、一巻の終わり。
とら豆にチャレンジし始めた頃、もうチョイというところで何度ダメにしてしまったことか‥。
泣きそうになりながらも、意地を張って作り続けて、漸く上手に仕上げる方法を確立してきました。
もちろん、これからも研究の毎日ですが。
とら豆は、噴かしたら一巻の終わりけど、ビビって、弱火で炊き続けても、ちっとも美味しくなりません。
清左衛門では、とら豆を美味しくする為に、割れないように煮ることより、割れるかわれないかのギリギリを狙って炊き上げています。
その上、煮汁を出来るだけ濁らせないようにするため、所々で、割れすぎた豆を選別して行きます。これが実に大変。手間のかかる仕事です。
なんとなくほっこりふっくら美味しそうになってきましたよね。
清左衛門では、精製度の低いミネラルを残した三温糖を使用して煮て行くので、琥珀色の美味しそうな仕上がりになります。
とら豆独特の風味を最大限にするにはしっかり炊かないといけないし、そうかといって、炊きすぎると、豆が固くしまってしまうし、とにかく手強いお豆です。
美味しそうに炊きあがりました。
多少のワレは気にしないといっても、あきらかに割れているものは、はねていくので、とら豆のびん詰めは他のお豆に比べてうんと大変です。
手間はかかるけど、やっぱり作りたいお豆、とら豆をどうぞよろしくお願いいたします。
▲とら豆・大びん
内容総量285g/固形量180g 総重量約500g
賞味期限2ヶ月以上
価格¥1404
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