2017.01.11
清左衛門の会長、私の兄ですが、今、奥さんと二人で、大納言の「おぜんざい」にはまっているみたいです。
余談になりますが、関西では「おぜんざい」、関東では「お汁粉」
関西の人は、お汁粉というと懐中汁粉みたいに、つぶつぶのないものをイメージしますが、関東では「おぜんざい」は、汁気のない粒あん状態のもの。関西では「亀山」とか言われるものですね。
だから、清左衛門の「粒あん」をデビューさせる時のネーミングもちょっと迷いました。関西風なのか、関東風なのか。今は亡きママ上の「大納言がいいわ」の一声でピタリと着地しましたけど。
さて、兄は、朝に、甘いものをちょっとだけ、実に幸せそうに食べる人ですが、もともと飲む人なので、スウィーツ男子ではありません。
その昔、清左衛門が、煮豆を始めた時には、「まあ、男の食いもんではないわな。」と興味なさげに、すげなくあしらわれていましたが、いつのまにやら、黒豆をはじめとする煮豆たちが大好物になったみたいです。(えっへん!)
さて、その兄が、これまでは、大納言をかき氷の友(シロップはもちろん清左衛門の黒蜜)、またはトーストのおともとして愛用していたのですが、この間から、こんがり焼いたお餅をいれたおぜんざい(関東のお汁粉)にして楽しんでいるらしいのです。
その作り方はいたって簡単。
大納言と、その半分の量のお水。
二つを小鍋に入れて、
ちょっとグツグツさせるだけ。
ちょっと、サラサラしていて、あっさりめに見えるルックス。
でも、これが絶妙です。
こんがりやいたお餅を入れてくださいね〜。
美味しい〜!クセになる〜!
後口に、塩昆布を一切れ、お忘れなく。
私が、「歩く日本文化」と尊敬している工芸店ようびの店主の真木さんも、大納言をとても気に入ってくださってご利用いただいてますが、「お茶漬けごぼう」を後口に使われます。曰く「むっちりした昆布より口の中がさっぱりする」からだそうです。私なんかは、お汁粉には塩昆布、て決めてかかってましたけど、さすが〜、自分の考えのある人はカッコイイですね。
今日来ていたスタッフみんなで、せっかくだから味見をしようと、小ぶりのお椀にお餅を入れていただきました。
なんと、大納言の大瓶1本で、6人分のおやつになりました。(私は、人数が人数だから2本は使ったんだと思ってました。)
このくらいの量が美味しい〜、充分満足だね〜、ってびっくりしました。
お正月のお餅が、あるうちに、ぜひ皆様お試しくださ〜い。
雑記最新記事