銅大鍋

有次さんに奮発して発注した銅の大鍋が届きました。
惚れ惚れするほど、立派!

銅大鍋

電話したら、武田さん(有次、店長)、
「立派でしょ! なかなか使われへんの違う?」って。
ひゃーっ、お見通し! そんな簡単におろせるものではありません‥。なんとなく、使うのがおそれおおい。

銅のお鍋は、何といっても熱効率がいいので気持ちよく使えて、私は大好きです。
あと、使い込んで、内側の錫(すず)がとれてしまったものは、野菜なんかの色を鮮やかに出すために重宝します。
佃煮屋さんなので、グリーンを色鮮やかに仕上げるという場面は限られているのですが、たとえば、清左衛門の「鯖寿司」をご愛用のお客様は、お寿司を巻いてる松前昆布が「なかなか綺麗な緑色」であることにお気づきかもしれません。

追加で、お惣菜用の小さめのアルミ鍋を発注したら、即、送って下さいました。中くらいのサイズは特注しなくても、有次さんの定番ですからね。

アルミ中鍋

アルミの手打ち風の鍋。世の中になんぼでもあります。値段もピンキリ。
有次のアルミ鍋は、見た目のスマートさはもちろんですが、うすくて軽くてとても使い易い。
非力で?、華奢な??、女の子???、ばかりの清左衛門では、絶対にはずせない条件です。
以前、他の業者さんがうちの厨房の鍋を見て、こんな軽くてしっかりした鍋は、職人のきっちりした手打ちでないと絶対でけへん!と言ってました。なるほどなあ、と思ったもんです。

発注した鍋もすぐ来たのですが、その一寸前に、ピンポーン‥と呼び鈴。
店のスタッフが、「佳子さん、ありつぐさんです‥。」という。
「えっ?、お鍋来たの?』
「いえ、あの、ありつぐさん‥ですよね‥?」
何を訳の分からんことをのたまう、と思って勝手口にいくと、

「えーっ、武田さん、どうして? 有次さん来られたっていうから、誰と勘違いしてるのかなあと、思って‥」
「そりゃ、そうや。(笑)」と武田さん。

「お母さん亡くなって、もうすぐ三年になるんですよ。」
「そうや‥」(武田さんは独特のイントネーションでこの「そうや」をよくお使いになるんです。)

なんと、有次、武田さんはお線香をあげに来て下さったんです。神戸に御用のついでに‥。

お供え

「あのときは、ゆっくりさせてもろたね‥。お客さんやのとこやのに、ねえ。懐かしいなあ‥」
ホントに有り難いことです。お母さんも、さぞかし喜んでいることでしょう。
私にしてみればうちが「お客さん」というよりは有次さんが、「大切な師匠のひとり」みたいな感じなんですけど‥。

さて、もう一つの武田さんのプレゼントは、「包丁研ぎの復習や!」「5分だけ!」

有次、武田店長

この方が、有次の武田店長。
武田さんの研ぎの講習はいつも「新聞紙、もらえますか?」から始まります。

包丁の切れ味

切れ味の悪い包丁(すみません、清左衛門の包丁です‥)は、新聞紙に刃先が入って行かず、ぎこぎこしています。(力入れないと切れません。切るというより、裂くという感じかしら‥)
これが武田さんの講習の「まくら」ですね。

清左衛門のスタッフは、以前にもきっちり教えてもらっているのでとりあえずできるはずなのですが、「前回、何となくわかったつもりでしたけど、実際にやってみるとうまく研げませんでした〜」という状態。

まずは、お手本。

研ぎ講習

5分だけ、といいながら、フルコースの、熱のこもった的確な指導に、清左衛門のスタッフもみんな真剣そのもの。

研ぎ、講習

仕上げ方もしっかり教わって

研ぎ、講習

例の新聞テスト。

切れ味

この切れ味!
うわーっ、すっごーい!と歓声が上がりました。
触っただけで、すーっと刃がすべっていく。
これが、正しい包丁の状態。

武田さんへ、清左衛門の全員からのメッセージです!

「今回は、ホントによくわかりました!有り難うございました!」

京都のお店で、待ちが入るほどの人気講習をこうして少人数でみっちり教えてもらえる私たちは何てラッキーで、ハッピーなんでしょう!

有次さん、武田さんのおかげで、清左衛門は、ますます腕をあげて美味しくなります!有り難うございました!
今度は、清左衛門精鋭のメンバーで、京都にお魚講習を受けに行きたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

前回の記事はこちら!
有次と清左衛門

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