2024.01.25
長らくご愛用いただいた「清左衛門のおにぎり」ですが、誠に残念ですが、諸般の事情により、1月いっぱいで、販売終了となります。
美味しいごはんで、美味しい具を握っただけの、極めてシンプルなおにぎりを愛してくださってほんとにありがとうございました。
店頭で、終了のお知らせをしてから、「残念〜!」「嘘!」「ショック!」「何で〜?」と様々なお声を頂戴し、スタッフもみんな名残惜しく思っています。私たちも、愛着ある大好きな商品ですので‥。
おにぎり作りの始まりは、繁忙期のスタッフの賄いでした。
忙しくて食事をなかなか取らないスタッフに、なんとか少しでも食べてもらいたいと塩結びを作っていました。来る日も来る日も、おんなじ‥。
流石に可哀想になって、「今日はパン屋さんで調達してこようか?」って言っても、みんな「絶対お握りがいい」って大真面目にいうから、やっぱり「おにぎりは私たちのソウルフードなんだ」って思って、お客様にもぜひ、美味しいおにぎりを、ってなったんです。
もちろん、そこには、「入りにくい、なんか敷居が高そう」って言われがちな、清左衛門に足を運んでもらって味を知ってもらいたいという願いもありました。
当初の目的はずいぶん達成されて、みなさん気楽に立ち寄ってくださるお店になり、嬉しい限りです。
その一方で、朝決まった量つくって売り切れ御免!の割には、下準備から、包装、ラベルはり、後片付けまで、目には見えない作業がかなり多くてスタッフの限られた勤務時間(いわゆる年収の壁です)をかなり圧迫してきました。
おにぎりひとつといえどもかなりこだわっていましたから‥。
例えば、ごはんの余分な水分を取るために、炊きあがったごはんを、寿司桶でほぐしていました。この一手間で、グーンと美味しくなるんです。
また、「美味しいから、会合でぜひ使いたい。」というお問い合わせも少なからずいただきましたが、専門店ではないので、まとまった数には、人員的にも場所的にもいっさいお応えすることはできませんでした。
仕事として、いかにも中途半端で、歯がゆい感じは否めません。
この次、おにぎりを再開するなら、ぜひ専門店で!って夢見ております。
清左衛門のおにぎり愛は変わりません。
お客様には、
ずっと使ってきたお米(尽力除草米〜豊和食糧)、
塩(粟国の塩)、
美味しい自慢のおにぎりの具、
おにぎりのレシピと作り方のコツ、
などを少しずつ充実、ご用意させて行きます。
ぜひ、お家で同じ味を作ってお楽しみ下さいませ!!
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