2014.03.08
大好物の「うすいえんどう」、中央市場でゲットしてきました!
豆御飯のおにぎりを作るのが目的です。
これは、ハウス栽培の物です。芦屋のGAさんによると、有機栽培のえんどうは、ホントの旬にしかないので、4月、5月になるそうです。出て来たら、使ってみたいですね。
今日は、いつも水茄子をお願いしている市場の大島商店で調達。「豆御飯のおにぎり作るねん。」っていったら、「そら、こんなん使たらめちゃくちゃ旨いわ。」って。
はい、むちゃくちゃ美味しかったです。もちろん塩は程よく効かせましたが、お豆、甘すぎるほどです。ご近所の方は、どうぞお楽しみに…。
今日、市場に行ったのは、久しぶりに「エビジャコ、入荷したよ!」と、古坊さんが朝、電話して下さったからです。
この時期、瀬戸内の漁師さんたちは、イカナゴ漁に夢中らしくて、なかなかエビジャコとか獲りにいかないみたい…。
至近距離なのに、大阪には西宮以西の人が見せる「イカナゴ」への熱狂は全くなく、大阪中央市場には、イカナゴはほとんどやってこない。
西宮界隈では、腕自慢の奥様方が、大量に炊いて、親戚やお友達にお配りになるので、クロネコヤマトに行くと専用の箱が用意されていたりするんです。ドライバーさんも「にわか佃煮屋さんが、いっぱいや」って。
甲子園界隈で、佃煮屋をしているのに清左衛門には、「イカナゴ」はありません。大阪生まれの私ですが、「ないの、無いの?」としょっちゅう訊かれるので、「研究して清左衛門らしいのをひとつ」と思ったこともあるのですが、なにぶん鮮度がすべての魚らしく、浜で揚がってすぐに炊くのがベストみたいなので、あっさり考え直しました。
という訳で、定番の仕入れ。相変わらずきれいな海老です。こうやって一匹ずつ小さな海老の頭をとって、下炊きしてから使うんです。「てまひま煮」は、ほんとに阿呆ほど手間のかかった、個性的な熟成した味をもつ佃煮です。生姜が効いた辛口で、炊きたての御飯にホントに美味しいです。日本酒の肴にもなかなかいけます。
ちょっとくせっぽい上級者向けの味ですが、清左衛門が特別のこだわりを持って作っている一品です。
雑記最新記事