清左衛門のある、甲子園けやき散歩道（旧国道）です。「けやき」が、ずいぶん綺麗に色づいてきました。
数年前、誰にも何の相談もなく突然、太い枝をのこぎりで切られて（強剪定）、まるでトーテムポールみたいになってしまったけやきの並木も、通りの商店主たちの地道な運動と西宮市緑地課の協力で、少しずつ「けやき」らしい美しい樹形を取り戻してきました。

落ち葉が大変だから切ってしまえという事で強剪定すればするほど、葉っぱは大きくなるし幹からも何処からでも葉っぱが吹き出して大変な事態になります。ほうきをたてたような樹形がとても美しいといわれる「けやき」なのに、山から勝手につれてこられて、むちゃくちゃにされて、ホントにかわいそうな状況でした。

今年の業者さんは、枝は切らずに、余計な葉っぱだけをはらうやり方でとても優しい剪定をして下さったので 、けやき散歩道はとてもいい感じです。

思わず、「優しく剪定して下さってありがとうございます！」と声をかけてしまいました。

清左衛門の前もこんな感じ。
寒い中、お掃除するのは大変ですけど、木の葉のトンネルのようになるけやき並木は本当に美しいんです。

みんなで大切に出来たらいいなと思います。