2019.07.19
美味しい塩昆布のためになくてはならない道南産天然真昆布。
不漁を通り越して、全く取れない状態が続いています。
そんな中、仕入先のガッツで、しばらくの間、安心して使えるほどの白口浜元揃い天然真昆布一等をゲット出来ました。
贅沢茶漬けのお茶漬け昆布は、変わらない味をお届けできます!良かった〜。
しっかりした味の澄んだ出汁がひける、高級出し昆布の王様です。
通称は山出し昆布。名前の由来は諸説ありますが、日々この昆布を使用している私としては、「美味しい出汁が山のように引けるから」と言う説を、是非採用したいです。
「持ち味」の京都で主に使われる、すっきりした澄んだ出汁の引ける高級昆布「利尻昆布」に対して、「喰い味」の大阪で主に使われています。
喰い味についてはネットで色々出ていますので調べてみてください。ひとことでいうと、食べたときに講釈なしに素直に「美味っ!」て思う味ってかんじかな…。
参考(以前紹介した、ブンカジン和田大象さんのブログです。)
創作料理世沙弥ブログ 大阪と京都の味はちゃいまっせ
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この山出し昆布、出汁に関しては、好みもあるので、利尻と評価を二分しますが、塩昆布にすると他の追随を許しません。肉厚で、甘みのある山出し昆布は、じっくりと炊き上げると、しっとり柔らかく炊きあがります。
なかでも、清左衛門愛用の、白口浜元揃い天然真昆布一等。塩昆布にはこの上ない原料です。
天然真昆布がいよいよないかもしれないということで、養殖の真昆布のサンプルを買ってみましたが、予想以上にぺらっぺらで…、いまのところ全く使う気がしない。
奥井海生堂さんに、「利尻はどう?天然で肉厚でしょう?」って伺ったら、繊維が硬いし、それに「清左衛門は添加物も砂糖も使わない、昆布の味で勝負しているから、利尻には甘みがないから難しい。」って言われちゃいました。
「じゃあ、なんとか日本中探してください〜」ってお願いしていました…。
冒頭の写真は、奥井海生堂さんがなんとか調達してくれた尾札部浜のもの。
そして、下の写真は、別ルート。以前の取引先の関係のとっても頑張る営業さんが、駆けずり回ってガッツで調達してくれた川汲浜のもの。(う〜、川汲!以前はこればっかり使ってた愛用中の愛用昆布。うれちい〜。)
ありがたいです。
どちらも、非常に高価だけと、ほんとに良かった。
今後も、美味しいお茶漬け昆布、贅沢茶漬けがご用意出来ます!
是非、美味しい辛口の塩昆布を、ちびちび一枚一枚、お楽しみください。
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