2018.02.24
ポン酢ご飯というのが、やけに美味しいらしいという噂を小耳にはさんだ。
「なるほど〜、きっと美味しそう。おにぎりにしてみない?」と調理場が小さく沸き立った。
ポン酢は、長年、いろんな柑橘で作ってきたけれど、結局のところ、いい材料をふんだんに使うからどう転んでも美味しい。とても贅沢な話だけれど、清左衛門のおにぎりは、お客様の毎日のささやかなご馳走・お楽しみと思って、もとから採算度外視なんだから、いいじゃな〜い、てことに。
で、なんとなく世間で作られている風に、ポン酢ごはんをつくってみたら…。
もちろん美味しいのだけれど、なんだか物足りない。ちりめんやら昆布やら極上素材をつぎこんでるのに、何より美味しいポン酢つかってるのに?もっとびっくりするほど美味しいはずじゃない?
私のおばあちゃんなんて、多くの大阪人がそうであるように、ポン酢さえあれば、最果ての地にまでいけそうなくらいなんでもかんでもポン酢だった。
ポン酢使ったら、どんなけ美味しいねん、との私の中の過剰な期待!
でも、期待に負けないものを作りたい!
で、何度か作り方をかえ、チャレンジ!
ま、とりあえず、及第点のものができてきたかなといったところです。
さっぱりしてそこそこ美味しい。純正だから後口もいつもどおりスッキリ。ポン酢好きの方は一度お試しくださいね。
少しずつブラッシュアップして、「絶品ポン酢おにぎり」といわれるその日が来るまで、ちびちび精進しま〜す!
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