2019.08.05
前のショーケースが突然、ブレークダウンしてしまってから、ある程度すすめていたイートインコーナーのプランを白紙に戻し、急遽、店舗を全体的に考え直そうということになった今回の改装。(まだ、家具も揃わず、途中ですが…)
実を言うと。
改装すると言ったら、「手伝うよ!」って、はるばる東京から、超一流のアドバイザーが、忙しい中駆けつけてくれていたのです。(ほんとに感激でした!)
今をときめく著名な建築家、彦根クンと、
彼とコンビを組んで日本中飛び回って超多忙な愛あるインテリアデザイナーのミヤ。
そして、センス&人柄抜群。清左衛門のお目付け役のヨーコ。彼女は、清左衛門創業から常に応援し続けてくれている恩人です。
最強の高校同級生チームです。
彦根先生の素敵な著書!
お家を建てる計画のある方は、ぜひ御覧くださいね〜。
高校時代の彦根先生のプロフィールと、iPhoneでの写真撮影の指南書「LIFE and iPhone」については下の記事に詳しいです。
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いっそのことすっかり変えちゃえ!ってハヤる私に、この3人が、「この雰囲気、上手に残すべき!」という方向性を示してくれました。
「桜製作所の家具も利用できるところは利用しよう。改装というより、お部屋の模様替えだね。」っていつものようにソフトにおっしゃったのは、彦根先生。
ちょっと拍子抜けしたような…。でも、すごく嬉しかった。
おばあちゃんの家具がまだまだずっと使える!
というわけで、今回の改装は、デザイナーのミヤと、家具の職人チームgrow-grow さん中心に進むことになりました。
報告が遅れましたが、6月末に、ようやく、やってきました。
冷蔵ショーケースは、美味しいもの屋さんの顔なので、かなり気合を入れて考えてるうち、時間もお金も相当かかっちゃいました〜!
でも、メッチャクチャ優秀なニューフェースにとっても満足しています!
冷蔵ショーケースの専門メーカー、保坂製作所で作ってもらいました。オシャレなケーキ屋さんのショーケースはたいていココのです。
東京ビッグサイトの展示会まで見に行く熱の入れ方。
冷ケースの制作にあたっては、ミヤ(斎藤敦子さん、an.a studio)に思いっきりお世話になりました。
腰部分(ガラスケースの下、足元の部分)は、人造大理石(合成樹脂)っていうのを使うのが、多いらしいのですが、イマイチ好みじゃないので、凝り性の私たちは、さんざん素材を探し歩きました。
ミヤに教えてもらったオシャレなタイル屋さんのショールームもチェック!
名古屋モザイクタイルと、平田タイル。じっくり見に行きました。
今回採用のタイルは、私もショールームでチェックをいれ、ミヤもカタログでこれイケてるんじゃない!ってセレクトしたものです。
大理石で高級感を出す無難な選択もあるかもしれませんが、「攻めてみよう!」ってことで決めました。テーストはレトロモダン、うちにピッタリです。
腕の立つ職人さんに頼んでミヤが製造に立ち会ってくれた冷蔵ショーケースは、堂々としたなかに可愛さと愛嬌ががあってなかなかの出来です。
今回の改装の打ち合わせの中でミヤが、突然「思い出した!北さんの好み!ちょっと、『可愛い』が入るんだったね。」って。
え〜?!、忘れてたの〜?そこ大事ですよ〜。
私はちょい可愛い&カッコいいのが大好きなんです〜。
曲げガラスで作ったショーケースは、とっても見やすい。
常連のお客様が入ってこられると、
「よ〜なったな〜!めっちゃ見やすい」
「ケーキ屋さんみたい、ええわ〜」
ってお褒めいただきます。
機能で一番気に入ってるのは、優秀な曇り止めです。
去年までは、結露で、ショーケースを拭きまくっても、見にくかったのに、今年はすました顔して働いてくれてます。
ますます美味しいものを並べますからね〜。
ぜひ、甲子園本店にご来店くださいませ!
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