2017.10.23
関西を代表するフードライターのお一人、われらが団田芳子さんが、新刊「私がホレた旨し店」を出されました。
今日は枚方の蔦屋書店でトークショー。台風にもかかわらず、補助椅子が必要なんじゃないかと思われるほどの大盛況!
さすが〜!
ちょっと疲れ気味の私は、今日は、ブログの取材とかの意識が全く無かったのですが、現場にくると、あ〜カメラとメモをもってくれば良かった、と後悔。かくなる上はアイフォンでパチして、ティッシュペーパーの台紙にメモる! だから、内容はおもいっきり不正確です、あしからず。
さて、司会の方が「団田さんは、小さい頃から食に関心が強かったんですか?」みたいな質問をぶつけると…
団田さんの意外な応えが笑える。
曰く、私が生まれたとき、母の母乳が足りなくて…(えっ何の話?)、ずっとお腹が空いてたのか、食べるものに関心が無茶苦茶強くなった。(あ〜、そういうことね。)弟にはさっさとミルクを与えたから、栄養がたりてて、身体は大きいけどあんまり食べ物に関心がない。(ふ〜ん。)子供のころ家族の外食は二軒の洋食屋さんに決まってたけど、姉弟でどちらに行きたいかの意見が真っ二つ。団田さんが、絶対に美味しいと思ってた方を弟さんは好まず、それがどうしても納得いかず「何で?」と問いただしたら「おばちゃんの割烹着にシミがついてるから」と言ったそう。子供の頃から味で評価する姉は、フードライターとなり、「シミ」が許せない弟は、グラフィックデザイナーになった…。(むふふ…。三つ子の魂…。)
それにしても、団田さん、いい表情ですね。
続いての質問は、「美味しいものを食べ歩くフードライターのお仕事は、羨ましがられると思いますが…?」
「よう、言われるんですけどね。全部食べてから美味しい店を紹介しているので、2,3店の美味しい店を紹介するために、美味しくない10店ほどのものを食べるわけだから。焼肉特集なんかのときは毎日毎日食べ続ける、結構きついですよ。寿司やったら毎日でも平気、っていう人いると思うけど、寿司特集のときは編集部で何人か犠牲者がでる。お腹をこわす…。フードライターではなく、フードファイターです!」
このあと楽しいトーク満載でしたが、そのあたりのことは、この本の中に登場しているみたいですので割愛!(私も早く読みたいです。)
名店の店主の魅力に焦点をおいたこの本。「食べたくなる。会いたくなる。語りたくなる。」って言うコピーがまさにって言う感じのこの一冊。なんと写真が一枚もない(あるのは巻末のキュートな団田さんの顔写真のみ)、文章だけで勝負する300ページをこえる大作です。多分、素敵な内容と文章で一気に読めますよ。
DFC(団田さんファンクラブ)のメンバーの間では、行ったお店で朱印帳のようにサインを貰うのが流行りそうな気配。(矢野さん、ほんとにグッドアイディア!ありがとうございます。)
読んでお店に伺ってサイン貰えば最高に楽しい、でも実際に行けなくて、読むだけでもきっと楽しい団田さんの新刊。是非お読み下さい!
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