2022.01.16
【食の歳時記・第二弾。小正月の小豆粥】
そろそろというときに、親しいお客様がいらして話し込み、お餅もお粥も伸びちゃったのはご愛嬌。(写真)
さて、その昔、正月のバタバタを終えて、久々の実家に戻って小正月を楽しんだ人たち。
藪入り(やぶいり)って言ってましたね。しょっちゅう、実家に帰ってきていたうちの叔母でも、なんか特別ゆっくりしていたような気がします。
薮入って言葉をやけに覚えてる。
だから。小正月に、一年の無病息災を願う、小豆粥は、心からリラックスして食べたんでしょうね。
残念ながら、家で食べた覚えはないけれど…。
さて、清左衛門では、知名度、実践者とも、七草粥を大きく下回り、「食べたこと有り」が約一名って感じでした。
で、今回作ってみました。2パターン。
上の写真は、小豆の煮汁が少し多めのモノ。
コレはほんのり、少しだけ色づけたもの。
ちょっとおしゃれっぽいかな?色の違いほど、香りや味は変わりません。
どのくらいの色で仕上げるかは、お好みですね。
【小豆粥、作ってみたら出色の美味しさ!】
笑っちゃうほどのドタバタが有りながらも、作ってみたら出色の美味しさ。
(なんと、鍋に火をつけてから、お餅がないことに気づいて、近所のいかりスーパーまで猛ダッシュしました…、心臓バックバク)
シンプルな塩味だから、小豆の香りと風味、お餅の香りと美味しさが際立つ、素朴なご馳走の極みです。
甘いお善哉も楽しいけど、コレはほんとに美味しい。
スタッフも「めちゃくちゃ美味しい〜!」と大感激でした。
私も全然、知らなかった小豆粥。
年中行事としての楽しさだけでなく、素朴な美味しさを堪能するために、また作りたいと思いました。
ぜひ、作ってみて下さいね。