2013.11.15
今朝、いつものように西宮阪急までひとっぱしり配達にうかがったら、「あら」と料理研究家の松田美智子先生にばったり。前回お目にかかったのは、先生が清左衛門をたずねてくださった時。お母さんも元気で「また、いらしてね。今度はここでごちそうさせて下さいね」なんて言ってのに‥。「お母さまも、あんなにお元気だったのに‥」と先生も開口一番、お悔やみを一言。ちょっとシンミリ。
さて、キレイ好きの先生は自ら、展示場を美しくするためきびきび作業をしてらっしゃいました。さすが‥。さすが…。
2時からトークショートのことお題は「道具選びのお話」
ちょうど、時間もとれたので、会場にうかがいました。先生のお気に入りのお道具、先生がどうしても作りたかった道具などを実演付きの解説でした。
で、私もこういうのがあれば、欲しいなあと思っていたお洒落で実用的な食卓の器としても使える寿司桶をゲット。(下の写真)
繊細なたたずまいと、実用性を両立させるため、かなり製品化に苦労されたらしいですけど、いいですね。(まだ使ってないけど)
とても薄手のつくりで、繊細な感じ。
もともと、清左衛門は、道具好きです。
先にいい道具を調達してから、道具に見合う腕前をつけようというタイプです。
鯖寿司つくるとなれば、かっこいい上出来な寿司桶をまずさがしちゃうし、(下の写真)
おにぎり始めたらやっぱりお櫃でしょと調達し、
いまでは愛用の木の道具が増えてきました。おこわ用の和せいろも…。
木と瑞穂の国、日本の伝統的な道具は、ほんとによく出来ていますよね。ご飯のおいしさがまったく変わるのだからびっくりです。使ってみてはじめて、わかります。でも、業務用の実用の品々はなんといってもごっついので、ほんとは見せびらかしたいけど、縁の下の力持ちです。
あの実力と、見た目の優しさを同居させた松田先生の楕円形のサワラの桶はなかなかのものと思います。でも、素敵だからやっぱりお店の什器に使っちゃお。
もう一つゲットしたのは、パウダリングボトル。
フライをしたりするときの小麦粉つけるのを簡単にスマートにする道具。
料理教室で茶こしでやっていると無駄も多いし、ということで発案して作られたそうで、外蓋もきっちりしていて、このまま冷蔵庫に保存できてほんとに便利そう。粉ものをふる作業の多い人には色々便利だと思いますよ。(これもまだ使ってませんが‥。)
他にもいろいろ便利そうなグッズがそろっておりました。しばらく、展示が続きますから良かったら阪急のキッチン売場へどうぞ。(西宮だけでなく、もちろん梅田本店でも)
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