2016.11.07
清左衛門をよく知るお客様ならとっくにお気づきだとは思いますが‥。
清左衛門は、生姜フリークです!
高価な有機栽培の生姜、新生姜を、あちらこちらに大量に思いっきり使っています。
生姜は、美味しいけれど、かなり消毒(農薬)の多い農産物と聞いています。
清左衛門では、絞り汁まで、全部、国産の有機栽培の生姜を使用しています。どうぞご安心くださいませ!
ショウガに限らず、入手が安定している、ゴボウ、人参も全て有機栽培の農産物を使っています。
創業から何年かは、大阪の中央市場で、普通に良質な根菜類を仕入れていましたが、中央市場に中国産の根菜類が幅を利かすようになってから、なんとなく不安になって、有機栽培専門業者にお願いするようになりました。
(はじめは、「中国野菜なんか、箱開けただけで、臭うてやってられへんでエ」言ってた根菜類専門の業者さんが、しばらくしたら「中国産も変わらへん変わらへん」って言うようになり、ちょっと信頼を置けなくなったんです。今は偽装がむずかしいから大丈夫だと思いますが‥。真剣に有機栽培を扱い続けている業者さんは、熱意が全く違いますよ。)
臭みのまったくない、キレのいい自慢の「穴子茶漬」
インパクトのある辛口のちりめん山椒「お茶漬けちりめん」
炊きたてご飯でほっこりしたいときに大人気の「贅沢ふりかけ」
生姜を効かせた懐かしい感じの定番「甘辛鰯」
さっぱりした左党好みの「鰯の酢醤油」にも‥。
有機栽培のひねショウガを至る所に使っています。
清左衛門に共通する「元気な味」に、生姜が一役かっているのは間違いありません。
上の写真は、ひと月ほど前(10月中旬)に入荷したひね生姜。9月、10月には有機栽培の新生姜が出てきて(普通の生姜はもっと時期が早いですが)、昨年から囲ってあるヒネ生姜はもうオーラスの時期です。
美味しそうなヒネ生姜がこの時期入手できて良かった〜、って思ったものです。(多分、もう先っぽとかが柔らかくなってきていたんでしょうね。カットしてありますけどね。)
今(11月)来ているの有機栽培生姜は、まだヒネきっていない、ちょっとヤワな感じです。
さて、下の写真は新生姜。
知る人ぞ知る、清左衛門の名品(自分で言う!?)「てまひま煮」、
熱烈なファンの多い「生姜豆」、
驚くほど人気のあるニューフェース「新生姜とゴボウの佃煮」には新生姜を使います。
それもただの新生姜をそのまま使うわけではありません。
糠漬けし、熟成した古漬けにしてから水でさらす、という手間暇かけた新生姜です。(後述)
(お寿司にくっつけてる「ガリ」ももちろん自家製ですが、こちらは生のまま漬けています。)
新生姜のルックスもいろいろ。これはちょっと小さめで下ごしらえがちょっと大変そう‥。
頑張って綺麗におそうじしたら、
無農薬の糠に漬け込んで、じっくり熟成、古漬けに。
じっくり時間をかけないといけないので、新生姜商品の人気が急上昇中の清左衛門の冷蔵倉庫は新生姜と水ナスの糠漬けの樽で満タンです。
今年は有機の新生姜、ストック用におもいっきり漬けました。ふ〜っ!(来年の新生姜がでてくるまでまで持ちますように‥)
これが、古漬けの新生姜。自分で言うのも何ですが、見るからに美味しそうですね。
これを使用して、美味しい「てまひま煮」(ほんまに「てまひま」かかってます。)、「生姜豆」「新生姜とゴボウの佃煮」が作られます。
どれも、清左衛門の自信作、どうぞ宜しくお願い致します!!
炊きたてご飯と日本酒にぴったりの「てまひま煮」
美味しい新生姜三羽烏の中でも、何といっても「別格」の風味。
贅沢茶漬が「キレのいいストレートな醤油味の辛口(小倉エージさん曰く、潔い辛口!)」とするなら、てまひま煮は、古漬けという発酵食品と黒糖、三温糖も少々使うので「時間が醸し出した深みある熟成系の辛口」という感じになります。
いつか、このコもしっかりご紹介しないといけませんね。
クセになる箸休め、甘辛味の生姜豆。
地味なルックスながら、思いっきり人気のある「新生姜とゴボウの佃煮」
これも甘辛味です。
生姜フリーク、清左衛門の商品を宜しくお願い申し上げます!
そして、これからも、多分、生姜フリーク商品がいろいろ誕生すると思いま〜す。乞うご期待!
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