2014.08.03
いやんなっちゃうほど暑いとき、絶対おすすめの、清左衛門のシンプルな夏のご馳走、「冷たい贅沢茶漬」をご紹介します。
暑い季節の冷たいお茶漬け「水飯」は、『源氏物語』でかの光源氏も楽しんでいたとか‥。古くからの風情ある日本の夏のご馳走なんだそうです。(いつもお洒落な和食器を探しに行く大阪「工芸店ようび」のご主人、真木啓子さんに教えて頂きました。美しくてカッコいい「歩く日本文化」のような方です!)
和食器の愉しみ 工芸店ようび
まずは、ご飯を美味しく炊き上げ、
流水でご飯の粗熱とヌメリをとって、
ざるで水を切っておきます。
(お洒落なザル、すだれは、「ようび」で見つけました。ふふ。)
和食器の愉しみ 工芸店ようび
煎茶を水出しして、キンキンに冷やしておくのがおすすめ。濃いめに出して、ロックアイスを入れるのもナイスです。
目にも涼やかなので、一応、煎茶の水出しをおすすめしていますが、お茶の種類はお好みで‥。
ちなみに、ミネラルウォーターも美味しいです。
食通としても有名な音楽評論家の小倉エージさんは、もうずいぶん前になりますが、真夏に贅沢茶漬を紹介する雑誌記事執筆のため、各種のお茶や水を用意し実験した結果、「お茶よりも、水! しかもミネラルウォーターの『ヴィッテル』に限ります。あのちょっとヌメリのある感じがキメテです。」とおっしゃっています。
修行が足りず、私には、水の違いまでは、わかりませんが‥。
とにかく、キンキーンに冷やすことがポイントです。味が全く変わります。
贅沢茶漬の具、穴子、ちりめん、昆布、ゴボウは、ざくざくにカットするのがとりあえず、おすすめ。
前出小倉エージさんは、5ミリくらいに刻むそうです。
ただし、大きいまま派の方も結構いらっしゃいます。
身近なところでは、既出の豆腐マイスター小野哲郎さんは、大きいまま派。「清左衛門の穴子は噛む!っていう感じがいい。」って。
★小野哲郎さん関連記事
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どちらにしても、冷蔵庫から出したての穴子は、固くしまってますので、かならず室温にもどしてからお召し上がり下さい。
冷たいお茶漬けに限らず、贅沢茶漬を召し上がる時は、是非、室温にもどしてからお楽しみ下さい!
ご飯はこのくらいかしら?
少なめにして、お茶をたっぷり、何回もお変わりするのがおすすめです!
さらさら、サラサラ、何杯でもいけます!
美味しいですよ〜!
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